厚生労働省はは1月11日、2009年12月~2010年12月に発生した保育所での死亡・重傷事故の統計を発表しました。


 死亡事故は12件(認可施設5件、無認可施設7件)、治療に30日以上を要したけがの事例は38件が報告されています。
 死亡事例は、2009年に発表された統計(2004~09年の5年間の合計の年間平均値8.9件)と比較して増加傾向にあるといいます。「規制緩和」により園児の詰め込み傾向が進んだことに伴って事故数も増えているといいます。
 事故を未然に防いでいくためにはどうしていけばいいのか、日常的なレベルの対策、また保育体制・保育行政などのマクロな視点からの対策なども含めて、あらゆる角度から検討していかなければなりません。
(参考)
保育施設における事故報告集計(厚生労働省報道発表 2011/1/11)
保育所死亡事故12件 増加傾向(しんぶん赤旗 2011/1/12)
このエントリーをはてなブックマークに追加 編集