茨城県立水海道第一高校で2007年8月、ハンドボール部の合宿中に男子生徒が熱中症で死亡した事故の訴訟で、東京高裁で和解が成立していたことが1月13日までにわかりました。


 茨城県が遺族側に和解金約200万円を支払うなどの内容です。
 一審水戸地裁(2010年5月27日)では、当時の顧問教諭の指導については「疑問が残る」と指摘しながらも、安全配慮義務はなかったと判断し請求を棄却していました。遺族側が東京高裁に控訴していたものです。
 和解金の支払い以上の具体的な和解内容については新聞報道ではふれられていません。この事件に関しては和解で決着しましたが、学校や教育委員会は、今後同じような事故を繰り返させないために具体的な対策をとっていくことが重要だといえます。
(参考)
◎高校生熱中症死 県と両親が和解 茨城(産経新聞 2011/1/13)
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