生徒指導をめぐって教師に暴行を加えたとして、埼玉県警武南署は6月7日、川口市立中学校3年の男子生徒を傷害容疑で逮捕しました。


 調べによると、生徒は5月26日午後、整髪料を使用していたことを「校則違反」として男性教諭(35)にとがめられた際、「お前もつけている」などといいながら教諭に頭突きを加えけがをさせたということです。「注意されたことが気に入らなかった」として容疑を認めているといいます。
 もちろん、暴行を擁護する気は全くありません。
 その一方で、この個別の暴行事件以前の一般化された問題として、教師自身も合理的な制定根拠がよくわかっていないにもかかわらず、校則を振り回して指導するというやり方もあちこちの学校でおこなわれています。しかし、そういうやり方についても再検討されなければいけないのだろうと感じます。
(参考)
◎整髪料叱られた中3、お前も付けてると教師暴行(読売新聞 2011/6/8)
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