東日本大震災の際、宮城県石巻市の私立日和幼稚園の送迎バスが津波に巻き込まれて園児が死亡した事故で、一部の遺族が幼稚園に対し損害賠償を求める訴訟を起こす方針を決めました。

 大津波警報発令の際、高台にあった幼稚園から園児を帰宅させようとしてバスが海側に進んでいったことを過失・人災と指摘しているということです。一方で園側は「大津波は予想できなかった」として人災を否定しています。

 遺族側の気持ちは、心情的には痛いほどわかります。法的な面でどう判断されるかはわかりませんが、少なくとも事実関係を徹底的に究明して教訓にしていくことが必要でしょう。


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