小学校の保護者有志が主催して校内で実施した宿泊活動で児童に暴行しけがをさせたとして、京都府警向日町書は9月11日、京都市立神川小学校(伏見区)PTA会長の男(39)=京都市伏見区久我本町=を傷害容疑で逮捕した。


 事件当時、保護者有志でつくる会の主催で、夏休み中に高学年児童を対象に学校敷地を使用してキャンプをしていた。8月5日深夜1時過ぎ、消灯時間を過ぎても寝ていなかったなどとして、容疑者は6年の男子児童2人を蹴りつけたり、足首をつかんで逆さ吊りにするなどの暴行を加えた。被害にあった児童は骨折や全身打撲などのケガをした。
 容疑者は当時飲酒していて、児童に注意したことは認めたものの、暴行でけがをさせたことについては「覚えていない」などと話し容疑を否認しているという。
 あからさまな暴力であり虐待行為である。指導とかしつけなどと称して正当化できるようなものではない。しかも飲酒の上で暴行というのも問題である。厳しく処罰するとともに、このような事件を起こさせないためにしっかりと対策を考えていかなければならない。
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