山形県置賜地方の山形県立高校で吹奏楽部顧問を務める女性教諭(30代)が部員に対して暴言を繰り返していたことがわかった。この教諭については、被害を訴えた生徒に逆恨みするような言動をとったとも指摘されている。

 新聞報道によると、この教諭は2010年度にこの高校に赴任し、吹奏楽部顧問になった。部活動の指導中に部員に対して「邪魔」「消えろ」など存在を否定するような暴言を繰り返したという。学校側も教諭の暴言を把握して指導していたが、改められなかった。

 2013年5月には、部員が学校側に被害を訴えた。しかしこの教諭は、他の部員に対し「○○がチクリやがった」などと書いたメールを送信していたという情報もある。

 教諭の暴言そのものも全くの問題外である。しかも、問題発覚後に被害生徒が悪いといわんばかりのメールを送ったことなど、決して許されることではない。暴力や暴言が問題になった教師はこの手の逆恨みをする者も多いが、こういう行為は教師以前に人間として問題であろう。

(参考)
◎置賜の県立高女性教諭、部員に暴言 吹奏楽顧問「邪魔消えろ」(山形新聞 2013/6/9)
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