群馬県桐生市立新里東小学校6年だった女子児童が2010年にいじめを苦にして自殺した事件で、児童の遺族が7月30日、いじめに加担したとされる同級生とその母親を相手取り、約330万円の損害賠償を求める民事訴訟を、前橋地裁桐生支部に起こした。


 この事件では、自殺した児童が4年生だった2008年に愛知県から転入して以降、同級生から言葉によるいじめを受けていたことが指摘されている。同級生側には2013年5月、謝罪を求める内容証明郵便を送付したが、回答がなかったとして提訴に踏み切った。
 桐生市や群馬県を相手取った訴訟は、今回の事案とは別に現在係争中である。
 これまで明らかになっている状況からみると、いじめがあり、それを苦にして自殺に追い込まれた可能性が高いだろう。早期の解決が求められる。
(参考)
◎桐生の小6女児自殺:いじめ訴訟 両親、同級生らを提訴 /群馬(毎日新聞 2013/7/31)
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