静岡県浜松市の私立浜松日体高校男子バレーボール部顧問の男性教諭(41)が部員に暴行を加え、その様子がインターネットの告発動画としてアップされた問題で、学校法人日本体育大学は9月30日付で同教諭を諭旨退職処分にした。

学校側は同日、この教諭が少なくとも2年前から「体罰」を常習的に繰り返していたことを明らかにした。教諭は学校側の調査に対して「性格が短気なため、冷静に対応できなかった」などと話したという。

処分は当然であろう。一方でこの教諭個人を「追放」すればそれで終わりというわけではない。二度とこのような暴力行為に走る教師を生まないように対策を徹底することが求められる。

また、教諭の暴力行為は全く不問にした上で、「告発した者が悪い」かのようにすり替えての、ネット動画を撮影したりアップした人の「犯人探し」やそれに伴う嫌がらせなども、未然に防がなければならない。

(参考)
◎バレー部顧問を諭旨退職=体罰問題で-浜松日体高(時事通信 2013/9/30)

このエントリーをはてなブックマークに追加 編集