長崎県佐世保市の佐世保実業高校の野球部で2012年8月、上級生部員が下級生部員を殴って骨折させた上、監督と部長が事実を把握しながら虚偽報告をおこなっていたことが発覚した。加害者の上級生部員に対して、監督が暴力を指示していたことも明らかになった。

報道されている内容によると、2012年8月31日、1年生部員が退部を申し出た。監督(42)は、引退したばかりの3年生部員に対し、この1年生部員に退部を思いとどまるよう説得することを指示した。その際に監督は「殴ってでも退部を考え直させろ」と、暴力を指示するような発言もおこなった。

監督の指示を受け、3年生は1年生を殴った。被害部員はあごの骨を折るケガを負った。監督は「練習中に打球が当たり、転んだことにしてほしい」と被害部員の母親に話し、野球部長の同校教諭(39)が学校側に嘘の報告をおこなった。
1年後の2013年8月になり、母親が学校側に相談して、事実関係が発覚した。

監督は事件を受けて監督を辞任し、学校も辞職するという。また部長も部長を退くという。
指導者が指示して暴力をふるわせていたと言っても過言ではない形になっている。極めて悪質な事案である。こういう暴力容認の行為は、絶対に許してはならない。

(参考)
◎佐世保実高野球部で暴行部員骨折、監督ら虚偽報告(朝日新聞 2013/10/2)