日本学生野球協会は1月28日、高校と大学での不祥事23件の処分を決めた。部内でのいじめに加担したとして、富山国際大学付属高校野球部副顧問の教諭(24)を半年間の謹慎処分にした。


 この教諭は、部内で上級生部員が下級生部員の股間を触るなどのいじめ行為をおこなっているのを目撃しながら止めず、一緒になって下級生部員の体を押さえつけるなどしていじめに加担した。
 被害にあった部員はショックを受け、部活動に参加できなくなっている状態だという。
 高校野球で、いじめ行為に加担したとして指導者が処分されたケースは、初めてだという。
 悪質な行為であり、指導者としての、また教師としての資質を疑うものである。処分は当然であるが、被害生徒が復帰できるような手立てを取っていかなければならない。
(参考)
◎指導者、部員いじめに荷担 富山国際大付の副顧問謹慎、初のケース(産経新聞 2014/1/28)
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