文部科学省は4月4日、2015年度から小学校で使用する教科書の検定結果を発表した。


 今回の検定は、小学校教科書としては東日本大震災発生後初めてとなる。報道によると、社会科高学年用教科書の全てで、東日本大震災に触れる記述をおこなっているという。また国語や理科・体育(保健分野)など他教科も含めて、震災や原発事故、自然災害への備えなど、東日本大震災に関連する記述をおこなっている。
 また竹島・尖閣諸島について、社会科教科書と地図帳では「日本固有の領土」と踏み込む記述も目立っているという。中学校・高校で領土問題の記述が強化されたことと呼応する形になっている。
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