福岡県警東署は7月1日、「担任クラスの児童に暴行を加えて鼓膜を破るけがをさせた」などとして、福岡市東区の市立小学校に勤務する男性教諭(20代)を傷害容疑で福岡地検に書類送検しました。

事件は2009年10月に発生しました。当時5年生の担任だった男性教諭は担任クラスの児童に平手打ちなどを加えました。児童は耳鳴りや不安神経症などの後遺症が残るなどしたといいます。被害者側が2010年4月、警察に被害届を出していました。
書類送検は当然だといえます。刑事事件として厳正な対処を強く求めるものです。
また同時に、この教諭の実名が公表されていない・報道されていないことも気にかかります。いわゆる「体罰」や教師の暴行については、原則として加害者の実名と勤務校名を公表することも、抑止力と再発防止のためには必要でしょう。
(参考)
◎傷害:東区の男性教諭、男児を平手打ち容疑で書類送検/福岡(毎日新聞 2010/7/2)
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