山梨県韮崎市立小学校で5年を担任する男性教諭が、道徳の授業で脅迫状を作成させていたことがわかりました。

 2010年9月27日、教諭は黒板に「担任の身柄を確保した。返してほしければ7時、ちびっ子広場に8千円もってこい。1秒でも遅れると命はないものと思え」などと書きました。さらに教諭は、児童をグループ分けし、各グループごとに新聞から必要な文字を切り取って別の紙に貼らせて、黒板に書いた内容と同一の脅迫状を作成するよう指示しました。

 教諭は授業のねらいについて「共同作業で友人と協力する大切さを知ってもらおうと思った」などと話したということです。

 共同作業ならもっと適切な例があるはずです。よりによってこんな題材を選ぶとは、人権感覚のかけらもないといわざるを得ません。
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