福島県須賀川市立須賀川第一中学校柔道部での暴行事件に関して、須賀川市や加害者と連帯して賠償金を支払うことを命じられた福島県は4月8日までに、負担は難しいという見解を須賀川市に示したということです。


 福島県は「教職員の任命権を持つ県ではなく、教職員の監督責任を持つ市町村が責任を持つべき」という論理です。
 福島県といえば、郡山市立中学校で発生した「体罰」事件でも全く同じ論理を持ち出し、県が被害者に支払った賠償金相当額を郡山市に求償して争っています。訴訟は最高裁で審理中です。
 福島県はまた、郡山市の事件と同様の泥仕合をやるつもりなのでしょうか。
(参考)
◎県「賠償負担難しい」/須賀川一中柔道部訴訟(福島民友 2009/4/9)
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