朝日新聞によると、兵庫県立神戸工業高校(神戸市兵庫区)の20代男性講師が、2年生の男子生徒を校外に連れ出して暴行を加えていたと報じています。


同紙の取材で事実関係が判明したとしています。報道によると、この講師は2009年4月25日、生徒を自宅から車で連れ出し、兵庫港(神戸市兵庫区)に連れ出して顔面などを殴ったり蹴ったりしたということです。
学校側は暴行の事実を認め、動機について「被害生徒が加害講師を挑発したため暴行に及んだ」と説明しているということです。
現状では報道以上の内容は不明です。暴力の動機についても、経験的には「学校側が生徒に不利な内容を主張している場合は、たいていそういう事実はない。『生徒が悪いことにして、その結果暴力も仕方なかった』かのように教師を正当化しようとしている」ということの方が多いですが、今回の場合は現時点の情報だけでは何とも言えません。
少なくとも、暴行の事実は学校側も認めていることであり、しかも暴行の内容も悪質なものです。決して許されるようなことではありません。
事実関係の徹底的な解明と加害者への厳しい対応、そして再発防止策を図っていくことが求められます。
(参考)
講師が生徒連れ出し暴行神戸工業高校(asahi.com 2009/7/3)
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