入学式や卒業式での「君が代」斉唱を拒否したために処分され、また定年退職後に嘱託としての勤務を希望したにもかかわらず拒否されたとして、東京都立高校の元教員25人が9月29日、「『君が代』強要や再雇用拒否は違憲・違法」として東京地裁に提訴しました。


 以前にも別の都立高校元教員13人が同種の提訴をおこない、東京高裁で係争中です。今回の提訴は、いわば「第二次訴訟」となります。
 東京都では2003年に入学式・卒業式での「君が代」を強要するなどする通知が出ています。しかしその一方で、被処分者からの訴訟が相次いで起きています。
 今回の問題についても、東京都のやり方は道理のないものであり、原告勝訴の形で早期終結することが望まれます。
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