文部科学省は、新学習指導要領実施のための移行措置案を発表しました。算数・数学や理科について、年間授業時間を最大45単位時間(週あたり換算で1回強)増加させるなどするということです。


 しかし「単純に授業時間を増やせば学力の定着・向上につながる」というのは、必ずしも正しいものだとはいえません。授業時間を単純に増やすよりもむしろ、カリキュラムを精選して系統的に組み替えるようなものにする方向での改正案が求められています。授業時間を増やすかどうかは、カリキュラムの精選・系統化のあとに検討されるべき課題のような気がします。
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