文部科学省は、全国の公立小学校での「英語活動」の実施状況をまとめたということです。〔『asahi.com』2006/3/20
 調査結果によると、全国の公立小学校の93.6%で何らかの英語活動をおこなっているということです。月に1~2時間の活動をおこなうというケースが多く、また1年生から英語活動をおこなっている学校も約4分の3あるということです。

 英語活動は、国際理解教育名目でおこなっているケースが多いということです。

 確かに英語活動は、国際理解教育の一環になります。しかしその一方で「国際理解教育=英語活動」という狭い枠組みにとどまるのなら、本当の意味での国際理解教育にならないという別の問題が生じてしまいます。

 英語に親しむこともそれはそれで重要でしょうが、単純に「英語」という枠組みだけに縛られずに、世界には多様な言語や文化があるということに気付かせる取り組みも重要になってくるのではないかと思われます。
このエントリーをはてなブックマークに追加 編集