神奈川県平塚市の認可外保育所「ちびっこBOY」など2ヶ所の保育所で計15人の女児に対し、体を触ったり、写真や動画を撮影するなどして、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた元保育士・角田つのだ悠輔(36)に対し、横浜地裁は12月26日、懲役15年(求刑懲役18年)の実刑判決を言い渡した。

 同被告は2010年にも幼児に対する強制わいせつ罪で懲役3年の実刑判決を受けて服役していたという。出所後、その事実を隠して平塚市や横浜市の保育所に勤務し、2015年から2016年にかけて2ヶ所の施設で女児への性的虐待事件を起こした。

 同被告については、「ちびっこBOY」に勤務していた2015年12月、当時生後4ヶ月の男児に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪でも逮捕・起訴されている。傷害致死については別途、2018年1月以降に裁判員裁判が開始されるとしている。

 このような人物が保育士として紛れ込んでいるという恐ろしさ、そしてこのような人物を見破れずに採用し事件を防げなかったという経営体制、非常に問題ではないか。
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