大阪府堺市立小学校で特別支援学級を担当していた60代の男性教諭が2016年、当時担当していた知的障害児に「体罰」を繰り返し、文書訓告処分を受けていたことが、3月13日までにわかった。

 報道によると、教諭は2016年9月、5年生の女子児童に対して、「別の児童を指導中にまとわりついてきた」として、腕をねじり上げるなどの「体罰」を加えた。

 児童は保健室で腕を冷やすなどの処置を受けた。保護者から学校に連絡があり、「体罰」が発覚した。

 学校側の調査で、教諭が日常的に、児童の腕をねじる・握りこぶしを頭に押しつける(ぐりぐり)、額を指ではじく(デコビン)などの行為をおこなっていたことが判明した。教諭は2017年2月に文書訓告処分を受けたという。

 このような暴力的な指導は、不適切であることはいうまでもない。このような行為に頼らない指導が必要なのではないか。

(参考)
◎知的障害の小5女児に体罰 男性教諭がタオル絞るように腕ねじる、堺(産経新聞 2018/3/13)
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