愛知県豊田市は8月24日、市立小中学校の普通教室へのエアコン設置について、当初計画から前倒しし、2019年度末までに全小中学校計103校の全教室への設置を完了する方針を発表した。

 豊田市では当初、市立中学校では2019年度中にエアコン設置を目指し、市立小学校については2019年度より順次着手して2021年度に完了する計画となっていた。

 しかし2018年7月中旬から続いた記録的猛暑で、7月17日には豊田市立小学校1年の男子児童が熱中症で死亡する事故が起きた。

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 事故を受け、設置計画を前倒しした。9月議会に関連の補正予算議案を提出することにしている。

 近年は猛暑が毎年のように続き、とりわけ2018年は平年値を大幅に上回る猛暑となり、エアコン・空調機器はもはや生活必需品となっている。

 当初予定より前倒しして、2019年度にもエアコン設置が完了するのならば、大歓迎である。

(参考)
◎豊田市が小学校エアコン設置を前倒し 小1男児の死亡を受け(中日新聞 2018/8/24)
◎豊田市が2019年度末までに市内の小学校全教室にエアコン設置を発表(名古屋テレビ 2018/8/24)
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